メンテナンス

Z-offset

プリントモジュールを動かした際、ノズルとプラットフォームとの距離を調整するため、本機能を行うことを推奨します。

  1. フィラメントをアンロードし、ノズルに付着している材料を除去します。
  2. ダッシュボード→設定→Z offsetを選択します。
  3. 値を最適な距離に調整します。
    ヒント:
    • 本製品出荷時、調整を行っておりますが、運送の振動などによってずれる可能性があります。印刷する前に調整を行うことを推奨します。
    • ノズルとプラットフォームとの距離(プラットフォームテープを含む)は0.3mmです。

ノズルのメンテナンス

印刷品質をや持つため、印刷時間25時間ごとにノズルを「ノズルクリーニング」機能でクリーニングすることを推奨します。

  1. 本体起動後、ソフトウェアの「ノズルクリーニング」(Clean Nozzle)機能を起動します。
  2. ピンセットなどを使用し、クリーニングワイヤーを挟んでノズルに入れ、クリーニングしてします。
    maintainese 1
  3. 注入口継手黒いリンクを押したままガイドチューブを取り外します。(加熱ケーブルの取り外しは不要)。
  4. 注入口クリーニングワイヤを注入口の一番奥まで挿入し、カスなどを排除するように動かします。
    maintainese 2
  5. クリーニングが完了しましたら、ガイドチューブを再装着し、印刷モジュールを元の位置に戻します。

ツール:

クリーニングワイヤー

Cleaning wire

注入口クリーニングワイヤー

maintainese 3

 

プラットフォームの調整

プラットフォームの水平度は印刷の品質にかかわります。本製品出荷時、調整を行っておりますが、運送の振動などによってずれる可能性があります。造形物の付着力が弱まった場合、調整を行ってください。

  1. 起動後「キャリブレーション」(Calibration)を行います。
  2. 表示に従い操作を行ってください。

フィーダーのメンテナンス

ロードの状態を保つため、ノズルとともにクリーニングを行ってください。

  1. フィーダーカバーを取り外します。
    maintainese 5
  2. 歯車ブラシを使用し、クリーニングします。
    maintainese 6

ツール:

歯車ブラシ

maintainese 4

ヒント: フィーダーをクリーニングする前に電源をオフにしてください。

ガイドチューブの取り外し方

  1. フィーダー継手上の黒いリンクを押しながら
    guide tube1_63x47mm
  2. ガイドチューブを取り外します
    maintainese 7

フィラメントリールの交換

*付属品のフィラメントは、チップ装着済みです。

  1. 十字ドライバーを使用しリールねじを外します。
    Installing th filament spool 01
  2. リールを取り外します。
    Installing th filament spool 02
  3. フィラメントとチップを取り外します。
    Installing th filament spool 03
  4. チップを正しい方向でリールに装着します。
    Installing th filament spool 04
  5. リールをフィラメントに装着します。
    Installing th filament spool 05
  6. ねじを締め、リールの装着が完成しました。
    Installing th filament spool 01

 

ソフトウェアの機能

Last updated on May 29th, 2018 at 09:57 am

インターフェース

Interface Intro_JP

 

エクストルーダ

クリーニング

dashboard_submenu_20170621 (2)_CLEAN

ノズルは自動的に加熱し、クリーニングの待機位置に移動します。


情報

dashboard_submenu_20170621 (2)_INFO

温度、ノズル直径、合計使用時間およびシリアル番号などの情報を表示します。

フィラメント

フィラメントをロードする

dashboard_submenu_20170621 (2)_LOAD

表示に従い操作を行ってください。
プリントモジュールは自動的に待機位置に移動し、動作温度まで加熱しましたら、ロードが始まります。ノズルからフィラメントが押し出される場合、ロードは成功しました。出ない場合、再度ロードを行ってください。


卸載線材

dashboard_submenu_20170621 (2)_UNLOAD

表示に従い操作を行ってください。

プリントモジュールは自動的に待機位置に移動し、動作温度まで加熱しましたら、アンロードが始まります。


資訊

dashboard_submenu_20170621 (2)_INFO

フィラメントの関連情報です。

設定

JOGモード

dashboard_submenu_20170621 (2)_JOG MODE

JOGモードはX軸、Y軸、Z軸を手動で移動する機能です。

ヒント:

1. 本機能使用する前に、ホームポジション(Home Axes)で原点復帰する必要があります。
2. 調整可能な値は1~150で、単位はミリです。

JogMode_JP

 


校正

dashboard_submenu_20170621 (2)_CALIBRATION

表示に従い操作を行ってください。
印刷前にキャリブレーション(Calibrate)を行ってください。
キャリブレーションを行う前に、ホームポジション(Home Axes)で原点復帰する必要があります。

 


Z-Offset

dashboard_submenu_20170621 (2)_Z-OFFSET-08

Z-Offsetは、ノズルとプラットフォームとの距離を調整する機能です。
最小調整可能な値は0.05 mm。

Z-Offset


その他

dashboard_submenu_20170621 (2)_OTHERS

移動キャリブレーション

有効と無効を選択可能です。デフォルトは有効です。
ソフトウェアは自動的に補正を行います。
無効の場合、印刷のスピードが上がるが、印刷品質に影響する可能性がああります。

ブザー

有効と無効を選択可能です。デフォルトは有効です。
有効な場合、ボタン、ファイル受信、印刷タスクまたは、エラーが発生時、ブザーが鳴ります。

デフォルトに戻る

設定を出荷時の設定に戻します。


ファームウェアの更新

dashboard_submenu_20170621 (2)_UPDATE

印刷品質を保つため、常に最新版にアップグレードすることを推奨します。


情報

dashboard_submenu_20170621 (2)_INFO

プリンターの設定情報。

WiFi設定

Last updated on May 23rd, 2018 at 11:01 am

WiFiセットアップ – ダヴィンチnano w:

設定前の準備

1. ワイヤレス印刷機能は同一ネットワーク内のみ対応してます。プリンターをコンピューターと同じセグメントに接続してください。(同じアクセスポイントに接続すること)
2. プリンターに接続する前にアクセスポイントの設定を行ってください。設定方法は該当機器のマニュアルをご参照ください。
3.  3Dプリンターのワイヤレス印刷機能が対応している帯域幅は20MHzです。設定方法は該当機器のマニュアルをご参照ください。
4. 本製品は下記のセキュリティー方式への接続が可能です。設定時、パスワードを入力してください。

WindowsのWi-Fi設定方法

 


USBケーブルでコンピューターに接続してから「XYZmaker」とプリンタを起動します。

connect to PC

 


右上ツールバーの「ファイル」→「Print」→「da Vinci Printer Plugin」の順でプリンターの操作機能を開きます。

JP_UI

 


「ダッシュボード」にて接続する3Dプリンターを選択します。

JP_UI3

 


「設定」→「ワイヤレス」の順でWiFi接続設定を開きます。

JP_UI4

 


WiFi接続設定画面を開き、画面の指示に従って値を入力しWiFi設定を完成させます。

JP_UI5JP_UI6


ワイヤレス接続後、印刷を行うことが可能になります。

JP_UI7


If you need to stop or change the wireless setting, please click [Connect to new network / Disconnect].

JP_UI8

 


ご注意:

• プリンター名およびネットワーク名はアルファベットで設定してください。
• プリンターが90秒経ってもワイヤレス接続ができない場合、「XYZware」は該当接続をキャンセルします。操作手順およびワイヤレスの設定を再度ご確認ください。
• ワイヤレス接続が可能範囲はご使用の環境および機器によって異なります。詳細は該当機器のおよびマニュアルをご参照ください。弊社はワイヤレス機器に関するサポートはいたしません。

ダヴィンチ nano w

Last updated on May 9th, 2018 at 10:22 am

20180314.3766

製品寸法: 280 x 378 x 355 mm
製品重量: 4.7 KG
印刷技術: 熱積層 (FFF)
印刷材料: PLA, TOUGH PLA, PETG
フィラメント直径: 1.75 mm
ノズル直径: 0.4 mm
印刷サイズ: 120 x 120 x 120 mm
ピッチ: 0.1/0.2/0.3/0.4 mm
接続方式: USB 2.0/ WiFi
ソフトウェア: XYZmaker
対応ファイル形式: .stl / .3w / .3mf
推奨OS: Microsoft Windows 7 + / Mac OSX 10.9 +

多言語クイックガイド

Last updated on April 10th, 2019 at 11:33 am

ダヴィンチ nano クイックガイド

ダヴィンチ nano w クイックガイド

ダヴィンチ nano

Last updated on May 9th, 2018 at 10:19 am

20171127_NANO 白灰.3516-2

製品寸法: 280 x 378 x 355 mm
製品重量: 4.7 KG
印刷技術: 熱積層 (FFF)
印刷材料: PLA, TOUGH PLA, PETG
フィラメント直径: 1.75 mm
ノズル直径: 0.3 mm (Orange nano)/ 0.4 mm (White nano)
印刷サイズ: 120 x 120 x 120 mm
ピッチ: 0.1/0.2/0.3 mm (Orange nano)/ 0.1/0.2/0.3/0.4 mm (White nano)
接続方式: USB 2.0
ソフトウェア: XYZmaker
対応ファイル形式: .stl / .3w / .3mf
推奨OS: Microsoft Windows 7 + / Mac OSX 10.9 +

 

 

 

LEDボタンとインジケータ

Last updated on May 23rd, 2018 at 11:31 am

LEDボタンとインジケータ

 JP_UI10

緑点灯: 待機/印刷準備中
緑点滅: データ受信中

赤点灯: 状況のお知らせ, 一回軽く押しましたら橙点灯になり、ソフトウェアの表示に従い問題を排除します。
赤点滅: エラー, ソフトウェアの表示に従い問題を確認するか、電源をオフにします。

橙点灯: 印刷中; 印刷の一時停止, ボタンを軽く一回を押します。; 印刷のキャンセル,ボタンを5秒間押し続けます。
橙点滅: 一時停止中, ボタンを軽く一回を押します。
橙ゆっくり点滅: タスク完了/キャンセル完了, ボタンを軽く一回を押し緑点灯に戻します。