ProHighTemp

Last updated on November 29th, 2018 at 11:06 am

適用機種コード:PartPro100 xP

レジンモデル:K1

ProHighTemp 材料の耐熱温度は 140 ℃に達し、サンプル作成アプリケーションにおいて、ゴム用金型のマスターパターンを作成することができます。

モデリング時のヒント

最適な印刷品質を保つため、モデル作成時、こちらの設計原則に従ってください。

後処理に関する推奨事項

説明をご参照ください

ProAccure

Last updated on November 29th, 2018 at 11:20 am

適用機種コード:PartPro100 xP

レジンモデル:D3

ProAccure 材料は硬度が高く、印刷の過程で変形しないため、薄型工程のサンプル作成に適しています。

モデリング時のヒント

最適なプリント効果を得るためには、以下の設計原則を考慮することを推奨します。

» 穴のサイズ ≥1.0mm
» モデル構造の推奨設計ポイントはここをご参照ください。

後処理に関する推奨事項

説明をご参照ください。

二次硬化の設定

Last updated on August 7th, 2019 at 04:20 pm

レジン造形物の完全硬化及び機械的性質を確保するため、一般的に二次硬化は必要になります。本後処理の過程はキャスタブルレジンなどの機能性レジンにとって極めて重要です。

XYZプリンティングキュアリングを使用しXYZプリンティング純正レジンを二次硬化する際、下記の設定をご参照ください。

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ご注意
*キャスタブルレジンの二次硬化は、透明容器に水を入れてから造形物を入れ、二次硬化をすることを推奨します。

**EeezCure180はUVキュアリング製品の二次硬化パラメーターと同じであるため、EeezCure180をご使用時、プリセットを選択するとすぐに適切なパラメーターを適用することができます。

後処理

Last updated on June 5th, 2019 at 04:51 pm

印刷完成後、造形物表面の品質を保つため、下記の手順に従い造形物を処理し未硬化レジンが残留しないようにしてください。

後処理に関する推奨事項

1. 洗浄

造形完了後、造形物を取り外してください。濃度が95%以上のアルコールを使用し、造形物表面の未硬化レジンを洗い取ってください。

洗浄中、柔らかいブラシを使用することはよりきれいに未硬化レジンを除去できます。

ご注意
» 造形物をアルコール中に10分以上放置しないでください。表面が侵食され、造形物が破損する場合があります。

2. アルコールの乾燥作業

洗浄後の造形物表面にはアルコールが残る場合があります。洗浄後、造形物を放置し、アルコールが完全に乾燥するまで、UV硬化を行ってください。

アルコールが乾燥したら、細かい部分にレジンが残っていないかしっかりと確認してください。オブジェクトの細部をふさがないよう、硬化していないレジンを完全に取り除いてください。

3. サポート材の除去

ニッパーなどを使用してサポート材除去してください。無理やり引っ張り取ることは、造形物破損の原因になります。

4. 二次硬化

レジン造形物は、UVキュアリングで二次硬化することによって、最適な硬化を得られます。

XYZプリンティングキュアリングを使用する際、設定はここをご参照ください

キャスタブルレジンの保存に関する推奨事項

レジンタンク内の硬化していないレジンに光があたらないところに保管してください。フィルターでろ過した後、光を通さない容器内に入れて保存し、次回のプリント前に再度レジンタンク内に入れて使用することもできます。

ご注意
»レジン保管の容器は、光を通さないPP材質の密封容器を推奨します。

ProUtility

Last updated on November 29th, 2018 at 12:40 pm

適用機種コード:PartPro100 xP

レジンモデル:E2

ProUtility は中程度の靭性を特徴とする灰色の樹脂です。一般的なサンプル作成に使用できます。

モデリング時のヒント

最適な印刷品質を保つため、モデル作成時、こちらの設計原則に従ってください。

使用の注意事項

材料の均一性と安定性を保つため、印刷前に必ずレジンを均一になるように振ってから使用してください。

レジンボトル装着前の手順

下記の説明に従いレジンを振ってから使用してください。

キャップをしっかりと閉め、ボトルを5分間逆さまに放置してからボトルを5分間振ってください。

印刷前の手順

毎回印刷前、レジンタンクにあるレジンを均一になるように撹拌してからご使用ください。

レジンタンク内のレジンを撹拌する際、底部のシリコンの損傷を防ぐため、尖ったもの又は固いものを使用しないでください。

推奨方法1:シリコンへらを使用すること

推奨方法2:防水手袋を装着し指で撹拌すること

適切な撹拌を行ったレジンは下記をご参照ください。

ご注意
» レジンタンク底のシリコンの損傷を防ぐため、強い力でレジンを撹拌しないでください。
» 印刷前、レジンタンクにあるレジンの残量を確認し適切な残量を補充してから印刷を行ってください。(最大MAX線まで)

» レジンは24時間以上放置されたまま使用されていない場合、キャップをしっかりと閉め、ボトルを5分間逆さまに放置してからボトルを5分間振ってから使用してください。

キャスタブルレジンの保存に関する推奨事項

レジンタンク内の未硬化レジンは光を避けて保管してください。レジンタンク内のレジンは24時間以上放置されている場合、ろ過してから光を通さない密封容器に保管することを推奨します。

ご注意
» レジン保管の容器は、光を通さないPP材質の密封容器を推奨します。
» レジンをレジンタンクに戻す前、保管している容器を印刷前の要領と同じく操作を行ってください。

後処理に関する推奨事項

説明をご参照ください。

EeezMold

Last updated on November 29th, 2018 at 11:08 am

適用機種コード:CastPro100 xP

レジンモデル: K1

EeezMoldは耐熱樹脂であり、摂氏140度までの熱変形温度に耐えることができます。 ジュエリー用ゴムモールドなどに使用できる為、マスターモデルとして最適の材料です。

モデリング時のヒント

最適な印刷品質を保つため、モデル作成時、こちらの設計原則に従ってください。

後処理に関する推奨事項

説明をご参照ください。

EeezCast

Last updated on November 29th, 2018 at 11:14 am

適用機種コード:CastPro100 xP

レジンモデル: F1

EeezCast 材料はロストワックス鋳造用の樹脂です。性質はワックスと同等で、焼成後の灰の残留がありません。直接ロストワックス鋳造を行うことにより、従来のワックスでの彫刻作業を省くことができます。

モデリング時のヒント

EeezCast 樹脂の特性はワックスに似て、比較的柔い為、印刷中に積層面が断裂することがあります。印刷を最適化する為に、以下の設計の原則に従ってください。

» シェルの厚さ ≥ 0.4mm

» 穴のサイズ ≥1.0mm

» オブジェクト構造の隙間 ≥0.4mm

» モデル構造の推奨設計ポイントはここをご参照ください

ご注意
» 前記値は積層ピッチを0.025mmとした検証の結果です。
» オブジェクト単体のサイズが 40*30*40 mm または重さが 10 g を超える場合、プラットフォームに張り付きにくくなります。
» 尖ったもの、または堅いもの使用はタンクの底の破損原因になります。使用しないでください。

プリンター設定に関する推奨事項

一般のレジンの注意事項と同様に、オブジェクトが宙に浮く構造やプラットフォームとの接触面積が小さい場合、オブジェクトにサポート構造を加える必要があります。

「XYZware_VPD」は「自動サポート」の機能があり、オブジェクトの形に添って自動的にサポート構造を加えることができます。ただし、場合によっては、オブジェクトを完全に印刷するため、「手動モード」でサポートを追加する必要があります。

造形がうまくできない場合、配置位置の変更、角度の調整およびサポート構造の設定を行ってください。

ロストワックス鋳造時の温度管理

本キャスタブルレジンでロストワックス鋳造を行う際、下図の推奨温度管理に従う操作を行うと、レジンを確実に型取りができ、完成品はより滑らかに仕上がります。

後処理に関する推奨事項

洗浄

プラットフォームから造形物を取り出した後、濃度95%以上のアルコールで洗浄してください。洗浄時に造形物を網に入れて揺り動かすと、表面に残ったレジンを洗浄しやすくなります。

細かい構造の部分には、スプレーを使用しアルコールを吹きかけることで、より良好なクリーニング効果を得られます。

洗浄後、造形物を取り出し、表面が乾燥するまで放置します。

ご注意 
» 本材質は柔らかく、傷がつきやすいため、ブラシで造形物を洗浄しないでください。 
» 造形物をアルコール中に10分以上放置しないでください。表面が侵食され、造形物が破損する場合があります。 
» 造形物のアルコールに放置した後に色が変わる場合がありますが、型取りに影響はありません。

アルコールの風乾作業

洗浄後の造形物表面にはアルコールが残る場合があります。洗浄後、造形物を放置し、アルコールが完全に乾燥するまで、UV硬化を行ってください。

アルコールが乾燥したら、細かい部分にレジンが残っていないかしっかりと確認してください。オブジェクトの細部をふさがないよう、硬化していないレジンを完全に取り除いてください。

ご注意 
» 造形物の表面にアルコールが残った状態で硬化を行うと、造形物の形が変わり、型取りに影響する恐れがあります。

サポート材の除去

工具を使用し、サポート材を切断して除去します。直接引っ張ると造形物の表面に破損を生じることがあります。

二次硬化

キャスタブルレジンは、完全的な型取りを確保するため、造形完成後、UV硬化を行うことが必要です。

造形物を水の中に入れてから5分間二次硬化を行うと、硬化の効果を向上できます。

参考
» 造形物を水の中に入れてから、UVキュアリングで5分間二次硬化を行うことを推奨します。
» UV波長375~405 mm 、放射強度0.9~1.8 J/cm² の照射条件を前提とし、構造の厚さが7 mm を超えるオブジェクトを照射する場合、照射時間は5分間を推奨します。

キャスタブルレジンの保存に関する推奨事項

レジンタンク内の硬化していないレジンに光があたらないようにしてください。フィルターでろ過した後、光を通さない容器内に入れて保存し、次回のプリント前に再度レジンタンク内に入れて使用することもできます。

ご注意
» レジン保管の容器は、光を通さないPP材質の密封容器を推奨します。

モデリング時のヒント

Last updated on June 5th, 2019 at 05:04 pm

印刷品質を向上するため、下記の推奨値に従ってモデリングをしてください。

シェルの厚さ ≥ 0.3mm

シェルが厚すぎる場合、印刷中に断裂またま隙間が発生する可能性が高い。

斜面の角度 ≥20°

斜面の角度が大きい場合、サポートが必要になります。

柱構造の厚さ ≥0.3mm

細すぎる網状または棒状構造はレジンタンクが下がる際に引っ張られて断裂するまたは、変形しやすくなります。

穴のサイズ ≥0.5mm

穴が小さすぎる場合、オブジェクト内は未硬化のレジンがたまりやすくなります、穴がふさがる可能性も高くなります。

オブジェクト構造の隙間 ≥0.3mm

オブジェクトの隙間が狭すぎる場合、正しく動作できなくなる場合があります。

説明
» 前記値は積層ピッチを0.025mmとした検証の結果です。 
» レジンタンクの劣化も印刷品質を影響します。
» レジンによって一部の仕様は通常のパラメーターを適用することができないため、各レジンの仕様に従って調整を行ってください。