XYZware_Nobelを最新版にアップデートしましたら本機能を使用可能です。
錐体サポートは従来のサポート構造より太く、キャスタブルレジンを使用時、オブジェクトの底に錐体サポートを追加すると、造形後、錐体サポートは鋳造時の材料注入口としても使用できます。
頑丈な錐体サポートはプラットフォームへの張り付ける具合を改善することもできます。重いものを印刷する際、オブジェクトをしっかりとつかみ、落下させない役目でもあります。但し造形物の表面を破壊させないため、錐体サポート除去はサンドペーパーを使用することを推奨します。
錐体サポートの構造
(A) 接触面:大きいオブジェクトは、より広い接触面でサポート力を確保する必要があります。
(B) 頂点直径:最小設定可能な値は2mmです。
(C) 底部直径:最小設定可能な値は3mmです。但し、底部直径は頂点直径より1mm以上上回る必要があります。
錐体サポートの設定方法
ステップ1:錐体サポートの接触面の指定(オレンジ色のマーク)
・マークの追加:オブジェクトの宙に浮いた部分をクリックします
・マークの削除:オレンジ色のマークをクリックします
ステップ2:錐体サポートの生成
錐体サポート接合位置を指定した後、「サポート生成」をクリックします。
ステップ3:需要に応じて錐体サポートの接触面サイズを調整します
錐体サポートの接触面サイズを調整する場合、「サポート」>「錐体」の中の「接触面」ボタンにて調整可能です。
マウスを使用し、調整する錐体サポートをクリックし(サポートが青くなります)、バーを動かして調整します。
接触面調整完了後、「適用」をクリックします。
注意事項
1. 錐体サポートの接触面に指定できる高さは、プラットフォームから6mm以上です。ソフトウェアは自動的にオブジェクトを適切な高さに持ち上げます。
2. 錐体サポート構造が完全生成された後、直径の調整ができなくなるため、改めて調整する場合、サポート接触面のマークを削除し、直径の値を変更してからマークを追加してください。